パブでのおいしい食事
イギリスで誕生したパブは、ビールなどのアルコールを楽しみながら食事を楽しむこともできるちょっとした酒場のことをさしています。
パブという呼び方はイギリス特有で、アメリカに行くと「アルコール+食事」をカジュアルに楽しめる場所はバーと呼ばれています。
どちらもお酒を飲むという点では一緒ですが、バーはレストランなどで食事をしてから夜に飲みに行く場所というニュアンスがあるのに対し、パブは昼からでも入れますし、食事は飲んでから別の場所でという方が多いかと思います。
パブに行く目的は人それぞれですが、いつもの仲間に会いに行ったり、単にビールを飲みにいくだけだったり、テレビや新聞が目的で行く人などもおり、イギリスの地域によっても違いがありますが、一般的にいうと社交のために行く人が多く、食事をメインに楽しむために行く人は少ないかもしれません。
男性同士のちょっとした社交の場所ならビールだけでも十分だったりしますが、旅行などで行く場合には、やっぱりアルコールだけでなく、ちょっとした食事も楽しみたいものです。
そんなときは、おいしい食事も提供されるパブを選択するとよいでしょう。
「アルコールがメインの場所ではあまりお料理は期待しないほうが良い」なんて通説もあるようですが、実はそんな事はありません。
その場所によってとびきりグルメな料理を楽しめますし、そのお店ごとに自慢の料理などがあったりもするので、グルメガイドなどで紹介されているお店や料理などはぜひチェックしてみることをおすすめします。
海外に行くと、こじんまりとしたパブでその国やその地域の伝統的なお料理を楽しむことができることも多いです。
入り口やカウンターなどにおススメ料理がかかれている場合も多いですし、そういった表示がない場合には、お店の人におススメの料理を聞いてみても良いですね。
そこから会話が弾むなんて事も多いにあります。
お店によってはレストランスタイルではなく、注文したら番号札を渡されて、料理ができたら番号札を持ってカウンターまでとりに行くスタイルのところもあります。
パブは、いつもとは違った雰囲気を楽しむことができるのも魅力的ですね。